オトバンクは8月5日、DOUが所有するポッドキャスト事業「PitPa」を、8月1日付けで事業譲受したことを発表。2000本以上のポッドキャスト制作実績を持つPitPaをオトバンクのブランデッドポッドキャスト事業に融合し、企業向けポッドキャストマーケティング市場において、さらなる価値提供を目指すという。
DOUのPitPaは、音声コンテンツの制作や配信とデータ分析を組み合わせたアプローチにより、ポッドキャストを活用したビジネス・マーケティング・PRの支援を行ってきたという。
オトバンクによれば、企業のマーケティング戦略において新たなオウンドメディアとしてポッドキャストの重要性が、近年急速に高まっている状況であるとし、音声コンテンツの特性を活かした深いエンゲージメントの実現、“ながら聴き”に適したコンテンツとしての価値が注目を集めており、多くの企業がブランディングや販売促進の一環としてポッドキャストを活用し始めているという。
このような市場環境のなか、PitPaをオトバンクの事業に組み込むことで、長年培ってきた音声コンテンツの制作ノウハウと、PitPaのマーケティングアプローチを融合させ、よりさまざまな目的に沿った音声コンテンツの企画提案やプロデュースが可能になると判断。今回の事業譲受を決定したとしている。
今後は、オトバンクの音声コンテンツのクリエイティブを担う「スタジオ オトバンク」の一事業として、PitPaを中心にブランデッドポッドキャスト事業を一層強化していくとしている。なお事業譲受にともない、PitPaポッドキャスト事業部責任者の富山真明氏が、オトバンク ポッドキャスト事業担当執行役員に就任する。
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