バンナム、新規事業で3Dプリントサービスを展開--IPやデジタル資産を活用

 バンダイナムコエンターテインメントは7月31日、3Dプリントサービス「ASOBI STORE LABO(アソビストアラボ)」の展開を、8月23日から開始することを発表した。このサービスは、同社のデジタル資産を活用し、ユーザーが選択したデータを3Dプリンターでフィギュアとして出力、購入することができるというもの。社内新規事業創出チャレンジプログラムから生まれた、新しい取り組みとしている。

 同社では、「新規事業創出」「人材育成」「チャレンジしやすい風土の醸成」を目的とした取り組みの一環として、社内で新規事業創出チャレンジプログラムなどを実施しているという。ASOBI STORE LABOは、年間400以上のIP(キャラクターなどの知的財産)を取り扱う同社グループに蓄積された膨大なデジタルデータを、ファンのために活用していきたいという社員の思いから、新規事業創出チャレンジプログラムで提案されたもの。

 ファンとIPの思い出のデジタルデータを、リアルな商品として提供していくことを目指すことを目的としたもので、同社が推進するIP軸戦略のIP価値最大化を体現する取り組みであると評価されたことにより、新規事業創出チャレンジプログラムから初めて事業化する運びになったという。

 ASOBI STORE LABOは、同社が運営している公式エンタメコマースサイト「ASOBI STORE」を通じて提供される。2024年8月時点では、第1弾として「アイドルマスター ミリオンライブ!」のアイドル39名(全84パターン)のフィギュア作成が可能。詳細は8月23日から開催する「アイドルマスター ミリオンライブ!展 〜Crossing Our MILLION LIKE!〜」にて発表予定としている。

「ASOBI STORE LABO」ロゴ
「ASOBI STORE LABO」ロゴ

ニュースリリース(PDF)
「アイドルマスター ミリオンライブ!展 〜Crossing Our MILLION LIKE!〜」特設サイト

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