日本電信電話(NTT)は7月29日、海外におけるスタートアップ協業推進プログラム「NTT Startup Challenge」を開始すると発表した。東南アジアでスタートアップ連携し新規事業創造を目指す。
NTT Startup Challengeは、NTT、NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ・グローバル、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTドコモ・ベンチャーズ、NTTファイナンスによる共同開催として実施するもの。
4月に、主催者であるNTTグローバルビジネス部門を中心に、東南アジアのVCとのAdvisory Programを行ったほか、東南アジア主要スタートアップイベントへの参画、NTT Com Startup Challengeで培ったネットワークを活用したパートナー企業を通じたスタートアップ企業ソーシングなどを実施しており、11月14日に、インドネシアのジャカルタでピッチイベントとマッチングをする「NTT Startup Challenge Final Day」を開催する。
NTTグループは、スタートアップと連携し、NTTグループのアセットを活用した協業を推進することで、課題発見と解決を実現できるとしている。東南アジアは11カ国で約7億人の人口がいる巨大市場であり、著しい経済発展を遂げているが、多くの社会課題も抱えていると見ており、その解決を目指すスタートアップが多く誕生しているという。
今回のNTT Startup Challengeは、東南アジアスタートアップエコシステムのさらなる成熟とNTTグループ各社の東南アジアにおける旺盛な新規事業創造意欲をふまえ、協業推進プログラムをNTTグループ内に拡大し、NTT初のグループ共同開催として実施するもの。NTTグループは東南アジアをはじめとした海外スタートアップエコシステムとの協業を通した新規事業創造に取り組んでいくとしている。
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