タイミーは6月12日、総合物流企業であるセンコーと、物流センターにおけるスポットワーカー活用の実証実験開始に向け合意したと発表した。
実証実験では、6月から千葉県の印西エリアと埼玉県の浦和エリアにおいて、スポットワーカー活用を前提とした物流センターの運営に着手する。これにより、庫内のスポットワーカー比率を高め、働きやすい拠点とする方法を検証していくという。
将来的には人手不足の解消に加え、物流に興味を持つ働き手が、経験やスキルを身につけキャリアアップできる仕組みを構築できるようにする。また、業界の繁忙期や閑散期に合わせた労働力移動を可能にし、業界内で常態化している残業を削減して、持続可能な物流センターの実現を目指すという。
タイミーで代表取締役を務める小川嶺氏は、「物流業界においてはコロナ禍以降、業界専門チームを立ち上げ、さまざまな現場と向き合い、深刻化する人手不足の解決策を提案してきた。今回のセンコーとの取り組みを通じて、物流関係人口の創出、労働力移動の促進を行い、物流業界の問題解決につなげていく」とコメントしている。
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