タイミーは、同社が提供しているスキマバイトサービス「タイミー」について、働き手のスキルや実績を可視化する「バッジ機能」で、「バッジ限定お仕事リクエスト」を新たに追加した。
バッジ機能は、働き手がこれまでタイミー上で良い働きをしてきたと認められた業務を示した機能。働く場所が変わっても、これまでのタイミーでの勤務で得た評価やスキル、実績が蓄積され、可視化されるものとなっている。
新たに追加したバッジ限定お仕事リクエストでは、これまでのタイミーでの勤務において、事業者から“良い働きをした”と多くの認定を受け、バッジを保有している働き手に対して、限定的に求人を公開することが可能となるもの。事業者が、各都道府県の最低賃金よりもおよそ200円以上高い時給を設定することにより、バッジ保有者に限定して求人を公開することが可能となる。
この機能の追加で、働き手はこれまでタイミーで得たスキルや実績をもとに、通常よりも高い時給で働くことができ、事業者は求めるスキルや実績がある即戦力の働き手を必要な時にピンポイントで採用することができるという。すでに先行してバッジ限定お仕事リクエストを利用している東京都内の事業所のなかには、この機能によって初めて時給1300円以上の求人を公開し、働き手がマッチングして勤務したケースもあるという。
従来のシフト制アルバイトでは、長期間同じ職場で働いていても時給が上がりづらかったり、時給が上がったとしても別の職場で働く際には都度リセットされてしまうといった課題があったと指摘。バッジ限定お仕事リクエストの追加によって、働き手にとっては、これまでタイミーの勤務で蓄積されたスキルや実績が、時給の向上というわかりやすい形で還元され、待遇の向上につながるという。また、事業者にとっては、通常よりも高い時給を設定することで、求めるスキルや実績がある即戦力の働き手を必要な時にピンポイントで採用することが可能。これにより、例えば飲食店では予約がたくさん入っている週末、スーパーでは客足の多いセールの日などに、事業者はスキルや実績を持つ働き手をピンポイントで採用でき、店舗の売上機会の損失を抑えやすくなるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」