DMM Bitcoinは6月5日、ビットコイン(BTC)の不正流出に関連し、顧客資産の保証にあてる資金として、6月10日までに約550億円を調達する計画を発表した。
同社によると、すでに借り入れで50億円を調達しており、6月7日にはグループ内からの増資で約480億円を、6月10日には劣後特約付借入で20億円を調達する。
5月31日に不正流出したビットコインの総量は4502.9BTCで、約482億円相当だった。顧客へはビットコインでの全額保証を表明しているが、そのためのビットコインの調達は「市場に影響を与えないように配慮しながら」実施するという。
不正流出の原因究明等については「現在も調査を継続しており、詳細が判明次第、続報にて速やかに告知する」としている。
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