楽天グループは6月3日、同社が運営している「Rakuten NFT」において、チケットの2次流通が可能になる新機能「NFTチケット」の提供を開始した。
新しく実装するNFTチケットは、ブロックチェーン技術を活用したデジタルチケット。チケットの2次流通が可能となり、オンライン上で取引が完了できるようになるという。技術的に不正転売を防止し、取引履歴を記録するため通常の2次流通よりも安心に取引が可能になるという。あわせて、2次流通が行われた際にも、主催者および関係者にロイヤリティーが還元される。
第1弾の取り組みとして、7月15日に大和アリーナにて開催されるボクシングイベント「PRIZE FIGHTER」の準々決勝において販売する一部のチケットを、NFTチケットとして販売する。
このイベントのチケットは、VVIP50席をNFTチケットとして、Rakuten NFTで6月3日から販売する。座席は購入時に指定でき、また購入したNFTチケットはイベント開催前日の7月14日23時59分まで、Rakuten NFTのマーケットプレイスに出品し、2次販売することも可能となっている。このNFTチケットは、リング上での写真撮影権と、選手直筆サイン入りのイベントオリジナルTシャツとのセットで販売する。
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