サイバーエージェントは5月28日、生成AIを活用し業務改革を推進するAI Shiftにおいて、AI人材の育成から生成AI活用に向けた業務改革支援を一貫して行う「AIシフトサービス」の提供を開始した。企業の実業務における生成AIの活用・定着を全面的に支援するという。
サイバーエージェントでは、2023年11月より全社員を対象に「生成AI徹底理解リスキリング講座」を実施。2024年1月からは本講座を外部企業向けにも提供しており、講座を受講した企業からは好評の声があったという。一方、実業務において生成AIを組み込むことにはまだ課題があるという企業が多く、個人の活用促進だけに頼らず、各社の業務課題に合わせて生成AIの活用を前提とした業務プロセスへの改革が必要と指摘する。
このような背景のもと、従来の生成AIリスキリング支援に加え、新たに「生成AI業務改革支援」を行うAIシフトサービスを、生成AIリスキリングのカリキュラム監修や生成AIソリューションの開発・精度検証を担当するAI Shiftを通じて提供。実業務への生成AIの活用・定着を全面的に支援する。
AIシフトサービスでは、生成AIリスキリング支援として、生成AIの業務活用に不可欠なセキュリティや著作権等の講座をはじめ、実際に生成AIを使ってみるプロンプト実践体験、実業務への活用方法を考えるワークショップを通して、全社員が生成AIを活用できる状態を目指する。また、生成AI業務改革支援として、企業ごとの業務課題に合わせて最適な生成AIの活用方法を提案。社内のデータを使った情報検索や、外部データを使ったレポート作成など、システム開発が必要な場合は要件定義から開発まで行い、生成AIが業務に定着するまで伴走しながら支援するという。
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