アドビは5月22日、複数画像の一括管理・編集向けソフト「Adobe Photoshop Lightroom」に、「生成AI削除」機能を追加したと発表した。
生成AI削除では、ワンクリックで不要なオブジェクトを除去できる。削除された部分にはマッチする画像を生成して挿入し、高品質かつリアリスティックな素晴らしい結果を得ることができるという。
生成AI削除は、数百万人のユーザーを対象とした早期アクセス機能として、同日からAdobe Lightroomのモバイル版、ウェブ版、デスクトップ版で利用できる。
加えて、Adobe Lightroomから生成AIツール「Adobe Firefly」を直接利用することにも対応。また、背景をぼかせる「ぼかし(レンズ)」ツールの一般提供も開始し、誰でもワンクリックであらゆる写真に美しいぼかし効果を適用できるとしている。
アドビは同日、コンテンツ制作アプリ「Adobe Express」のエンタープライズ向け機能も発表している。
重要なブランド要素を維持しながらコンテンツを一括で作成、生成する機能や、Adobe Fireflyの最新版となる「Adobe Firefly Image 3 Foundation」を搭載。テキスト・画像の置き換え、背景の削除、GIFへの変換、QRコード・説明動画・チラシ・バナー・ソーシャル投稿用クリエイティブの作成などに対応する。異なる地域向けのローカライズなど、コンテンツを再利用しつつ、ブランドに沿ったマーケティングコンテンツの作成が可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス