ワーケーションカー「mobica」(モビカ)を開発するGOOD PLACEは5月24日、地域密着プロジェクトをコーディネートするmicro developmentと連携し、ワーケーション企画「伊豆まるごとオフィス supported by mobica」を開催すると発表した。
5月24日から、モニター参加者として15人を募集する。
伊豆まるごとオフィス supported by mobicaは、静岡県の伊豆半島の中心に位置する東伊豆を拠点に半島全域を「オフィス」と見立て、mobicaを使用して伊豆半島を周遊するワーケーション企画。7月4~6日の3日間で開催する。
好きな場所へ移動しつつ車内外で働けるmobicaと、伊豆旅のデジタルサービス「伊豆navi」を利用することで、まちの中に点在するワークスペースの中から気分や用途にマッチするスペースを探すことが可能。現地では参加者同士での懇親会も開催するという。
モニターへの応募は、東伊豆町を拠点に指定日時の2泊3日のワーケーションに参加すること、モニター終了後2週間以内にアンケートに回答すること、自身のSNSでワーケーションの様子を発信することなどが条件となる。
モニター参加費用は5000円で、主催者は3台のmobicaのレンタル費およびガソリン代、4台のレンタサイクル費を負担する。ただし、いずれも利用は参加者同士でのシェアになる。そのほか、初日夜に開催予定の参加者懇親会費、メイン拠点となるコワーキングスペース「EAST DOCK」の施設利用料も負担する。
一方、参加費用の5000円のほか、現地までの交通費や現地での宿泊費、EAST DOCK以外の施設利用料、現地でのレジャー費などは参加者の自己負担としている。
mobicaは、好きな場所へ移動しながら車内外で快適に働けるワーケーションカー。トヨタの「ハイエース」、ホンダの「N-VAN」をワークスペースに架装した2種類があり、車内にコンセントやUSB電源を搭載するポータブル電源、Wi-Fiを用意する。シートを倒してフルフラットにすれば、身体を横にできるベッドスペースにもできる。
メイン拠点となるEAST DOCKは、micro developmentが「ドッキング(DOCKing)」をコンセプトに運営するローカルラボ。異なる2つのものが「出会い」「交わる」ことで、今まで世の中になかったNEWを生み出す拠点を目指しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」