SWITCHBOTとSB C&Sは5月14日、全自動給排水システムとリアルタイムモップ洗浄機能を搭載した「SwitchBot お掃除ロボットS10」を発表した。
5月15日から「SwitchBot」の公式ウェブサイトのほか、「Amazon.co.jp」、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの各販売チャンネルで販売する。公式ウェブサイトでの価格(以降、価格は全て税込)は11万9820円。
お掃除ロボットS10は、従来モデル同様の「ゴミ収集ステーション」に「水交換ステーション」を加えた3つの機器で構成する。
水交換ステーションは4ステップで水道管に直接つなぐことができ、洗濯機のように給水・排水・洗浄液の投入を全自動で実行できる。お掃除ロボットS10の本体から充電する形式を採用し、コンセントは不要となっている。
別売で9980円の外付け水タンクを活用すれば、場所を選ばずどこでも好きな場所に置くことが可能だ。
お掃除ロボットS10の本体は、給水ボックスと汚水ボックスを備える。水拭きしながらモップをリアルタイムでセルフクリーニングできる「RinseSyncテクノロジー」を搭載し、吸引とモップ掛け、モップの洗浄・乾燥、ゴミ収集までをワンステップで実行できる。
掃除機の機能としても、高精度のレーダーナビゲーションとAIアルゴリズムにより、障害物回避性能を向上。「SwitchBot」史上最強の6500Paの吸引力でしっかりとした吸引掃除が可能だ。
自動で収集したゴミはカビの繁殖と悪臭を抑えるべく熱風乾燥で処理し、70日間分(4リットル)までためられるとしている。
SWITCHBOT Business Development Managerを務める北島祥氏は、「2022年から、人の足の代わりとなる『足ロボット』になれるロボット掃除機の開発に注力してきた。(新製品は)今までのロボット掃除機をもう一度見直し、再定義をテーマに掲げている。あえてロボット掃除機ではなくお掃除ロボットという名前にし、今までのロボット掃除機との違いをアピールしていく」と話した。
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