三井不動産レジデンシャルと東京電力エナジーパートナーは5月8日、太陽光発電サービス「エネカリプラス」を、新築分譲マンションに導入する取り組みを開始すると発表した。
本取り組みは、2025年に竣工予定の「パークホームズ代々木西原」と「パークホームズ上板橋」にエネカリプラスを導入し、その後も三井不動産レジデンシャルが展開する新築分譲マンションへ、同サービスを順次導入していくというもの。東京都において2025年度から新築住宅への太陽光発電システムの設置が義務化されるため、これに先立つ取り組みとなる。
両社はマンションの設計段階から連携し、施工会社との工事調整や、管理組合へのサービス引継ぎなどを行う。これにより、サービス契約者は初期費用ゼロで太陽光発電設備を設置し、毎月定額で利用できる。なお、15年の契約期間満了後、太陽光発電設備はサービス契約者へ無償で譲渡されるという。
本取り組みにより、「パークホームズ代々木西原の共用部」と「パークホームズ上板橋の1住戸」において、太陽光由来の再生可能エネルギーを利用できる。共用部で太陽光由来の再生可能エネルギーが利用できることで、入居者は光熱費の負担軽減につながるほか、共用部に設置された非常用コンセントにより、停電時はスマートフォンの充電等の電力利用が可能だ。
三井不動産レジデンシャルと東京電力エナジーパートナーは、新築分譲マンションにおける再生可能エネルギーの利用拡大を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを推進していくという。
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