NTTドコモとアマゾンジャパンは4月10日、「dポイント」と「Amazonプライム」の2つの分野で協業すると発表した。
協業の1つ目として、同日から「Amazon.co.jp」の買い物で、dポイントが獲得、利用できる。「dアカウント」と「Amazonアカウント」を連携すればドコモの回線契約の有無に関わらず、1回あたりの合計注文金額(税込)が5000円以上の場合に1%分のdポイントを獲得できる。1回の獲得上限は100ポイントで、ためたdポイントは1ポイント1円単位で利用可能。Amazon.co.jpで他社のポイントを獲得、利用できるのは初になるとしている。
2つ目として4月11日から、ドコモの回線契約があるユーザーがAmazonプライムの月間プランに登録すると、毎月120ポイントの「dポイント(期間・用途限定)」を還元する。はじめてAmazonプライムに登録する場合は、月間プランの会費相当となる600円を3カ月割り引く。なお割引が適用される期間は、毎月120ポイント還元の適用外になるとしている。
加えて、ドコモを通してAmazonプライムを登録したユーザーで「eximo」「ahamo」「ギガホ」プランの契約者、もしくは60歳以上の場合、Amazon.co.jpを「d払い」で支払えば、基本還元分に加えて注文金額の1%分のdポイント(期間・用途限定)を還元する。いずれも1カ月につき100ポイントが上限となる。
「spモード」「ahamo」「irumo」プランの契約者がAmazon.co.jpをd払いで支払った場合は、0.5%分を還元する。
NTTドコモ 代表取締役社長である井伊基之氏は、「2015年の12月にdポイントのサービスを開始して会員数や加盟店を着実に伸ばし、会員数は2023年度で1億人を突破した。また、2018年にAmazon.co.jpでd払いによる決済を開始するなど、ユーザーに便利なサービスを届けてきた。強みを生かして両社の関係を進化させ、dポイントでお客様のお買い物体験をより便利に変えていく」という。
また、アマゾンジャパン 社長のJasper Cheung(ジャスパー・チャン)氏は、「日本のアマゾン独自の取り組みとして2007年に『Amazonポイントプログラム』を開始した。今後はアマゾンポイントに加えてdポイントもたまる。お得にお買い物を楽しんでいただきたい」と語った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」