パーソルグループで、外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforceは4月5日、3月12日に、ネパールのポカラ(第二都市)とチトワン(第三都市)に日本語トレーニングセンターをオープンしたと発表した。
同社によると、深刻化する日本の労働力不足により、外国人材の採用を考える企業が増加。海外現地において、「日本ではたらきたい」と思う人材の募集と育成は喫緊の課題になっていると指摘。同社では、2019年新設の在留資格「特定技能」人材を中心に、技術・人文・国際の高度人材や農業分野における人材派遣を実施。これまで、累計約800名、14カ国の人材の日本企業への内定実績があるという(2024年3月末現在)。
ネパールは、2018年から2023年までの5年間で、日本における就業者数が約8割増加するほか、2022年以降の増加率が大きい主な3カ国(インドネシア、ミャンマー、ネパール)に入るほど、日本ではたらく人材が増えている。同社では、こうした動きを踏まえ、Blue Sky Internationalと連携。2023年8月にネパールの首都カトマンズに、在留資格「特定技能」取得のための試験合格を目指すトレーニングセンターをオープンした。
カトマンズ校の盛況および、より多くのネパール人材の育成が必要であることから、Blue Sky Internationalと連携し、ネパールの主要都市に2、3拠点目を新しくオープンすることになったという。ポカラ校は、90人/クラスの2クラス運営。チトワン校は、150人/クラスの2クラス運営となっている。
PERSOL Global Workforceは今後、今回オープンした2校を合わせた3つのトレーニングセンターから、年間計1300名以上の特定技能試験合格および日本での就労を目指すという。
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