積水ハウスと積水ハウス イノベーション&コミュニケーション(積水ハウス イノコム)は4月1日、コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」を設立し、本格運用を開始したと発表した。住まいを通じた社会課題解決に向け、オープンイノベーションの取り組みを加速する。
今回のCVCファンドは、AGSコンサルティングと共同で設立したもの。ファンド規模は50億円で、組合存続期間は2024年4月から2034年3月までの10年を予定する。
投資対象になるのは、「住まいと暮らし」を基軸に社会課題の解決に寄与し、積水ハウスと事業シナジーを生みだせる企業。投資先については、積水ハウス イノコムの事業開発領域、”LX(Living、Lifestyle、Learning・Transformation)”のコンセプトに沿って選定し、技術の確立や社会実装までに資金を要する場合の支援を強化することで、ソーシャルインパクトの創出を目指す。
積水ハウス イノコムは、2月1日に設立した事業創造と積水ハウスグループの人財育成を担う新会社。事業創出においては、オープンイノベーションを推進し、住まいと暮らしに関するさまざまな社会課題解決を目指していくとのこと。人財育成においては、経営人財とスペシャリスト人財の育成を展開する。
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