DEA、参加型社会貢献コンテンツの機能拡大を目的に東電PGやKDDIらとの覚書を締結

 Digital Entertainment Asset(EDA)は3月15日、東京電力パワーグリッド(東電PG)、Greenway Grid Global(GGG)、KDDI、ジオテクノロジーズと参加型社会貢献コンテンツの協働に関する覚書を締結したと発表した。

 生活に必要なインフラの老朽化は、日本全体で大きな課題となっており、インフラ設備の維持管理や更新に多くの費用がかかっているという。こうした費用を抑えるため、不具合が出てから対処する「事後保全」ではなく、不具合を早期に発見し、事前に対策を講じる「予防保全」が重要とされている。

 同社では、東電PGやGGGと持続可能な社会の実現を目指し、ゲーミフィケーションを活用した自治体や企業が抱える課題解決を目指している。具体的には、参加型社会貢献コンテンツとして、電力アセットを活用した無料の携帯ゲームアプリ「PicTrée ~ぼくとわたしの電柱合戦~」(PicTrée)の開発を進めており、4月13日から群馬県前橋市エリアを限定した実証試験を開始する予定。

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 今回、通信サービスを提供するKDDIと、地図関連サービス・技術の提供を行うジオテクノロジーズが参画。参加型社会貢献コンテンツの機能拡大を目的に、協働を開始した。

 さまざまな撮影ニーズを持つインフラ事業者が、PicTréeの仕組みをより汎用的に使用するための撮影プラットフォーム(参加型社会貢献ゲームプラットフォーム)として、その拡張性を検証するという。同プラットフォームでは、ユーザーがゲームコンテンツを楽しみながら、さまざまなデータを収集。自治体や企業が抱える多様な社会課題の解決に役立てることで、愛され続ける まち・社会の実現を目指す。

プレスリリース

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