ロボアドバイザー「WealthNavi」を運営するウェルスナビは2月13日、2024年から始まった新NISAに関する意識調査を実施したと発表した。
実施期間は、2024年1月12日〜1月13日。調査対象は、今後投資意向がある全国の20代〜50代(投資初心者・投資未経験者)。有効回答数は、4,120人(約3,000人が投資初心者)。ただし、自己認識による投資上級者を除外している。
まず、「新NISAにより変えた行動、あるいは実施予定のものはどれですか」(n=2,992)を質問したところ、最も多かったのは「資産運用やNISAに関して情報収集をした」で42.5%だった。一方で、具体的な行動を示す「積立投資を設定した」が25.1%、「資産運用をする金額を増やした」が20.8%と回答している。
次ぎに「新NISA制度について難しいと感じる点はなんですか」(n=2,992)と質問すると、「投資する商品の選び方」が45.2%で最も多い結果となった。
また、「新NISAをどのように使いたいですか」(n=2,992)という質問では、「将来のため(住宅、教育、老後資金)にコツコツ運用したい」が67.3%と、長期投資を前提とした運用をしていることがわかった。次いで、「自分のライフプランにあった形で運用したい」が56.7%となっており、ライフプランと資産運用を結びつけている回答もある。
同社によると、NISA制度について多数の問い合わせがあり、1月のNISA関連の問い合わせは3,000件弱(金融機関の変更手続きなどを除く)。これは、前年同月比4倍以上になるという。なお、今年に入ってからの問い合わせの内容は、「新NISAを始めたいがどうすればいいか」「NISA制度の概要を知りたい」といった、初歩的なものが増えているという。
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