土浦市、メタバース「バーチャルつちうら」を構築--「りんりんロード」を仮想サイクリング

 茨城県土浦市と東日本電信電話(NTT東日本)は、同市の魅力を伝える目的でメタバース空間「バーチャルつちうら」を構築した。

土浦市の魅力をメタバースで伝える(出典:NTT東日本)
土浦市の魅力をメタバースで伝える(出典:NTT東日本)

 土浦市は、筑波山エリアと霞ケ浦を中心とするサイクリングコース「つくば霞ケ浦りんりんロード」を設定し、「自転車のまち土浦」をうたうなどして観光客誘致に取り組んでいる。バーチャルつちうらでは、メタバース空間でりんりんロードのサイクリング疑似体験を提供するほか、市の情報発信や名産品の販売、展示会/セミナー開催といった取り組みを行い、「土浦市来訪のきっかけ作り」とする考え。

りんりんロードを仮想サイクリング(出典:NTT東日本)
りんりんロードを仮想サイクリング(出典:NTT東日本)
名産品の紹介なども(出典:NTT東日本)
名産品の紹介なども(出典:NTT東日本)

 バーチャルつちうらは、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(NTTスマートコネクト)が、NTTコノキューのウェブ向け仮想空間プラットフォーム「DOOR」を使って構築。今後、土浦市がバーチャルつちうらの企画/運営、NTT東日本がプロジェクト管理/調整、NTTスマートコネクトがDOOR運用支援をそれぞれ担当していく。

 土浦市とNTT東日本は、2月16日15時より土浦市役所本庁舎で、バーチャルつちうらの公開イベントを開催する。イベントでは、土浦市市長の安藤真理子氏とNTT東日本茨城支店長の松木裕人氏がアバターになって登壇する。

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