Googleが人工知能(AI)チャットボット「Bard」を改称するようだ。
「Android」アプリ開発者のDylan Roussel氏は米国時間2月3日、Bardに関する2024年2月7日付けの変更履歴を発見した。そこには「Gemini」への改称など、Bardに予定されている複数のアップデートについて書かれている。
Bard will soon be renamed to Gemini!
— Dylan Roussel (@evowizz) February 1, 2024
The changelog also contains a mention of "Gemini Apps" which seems to be a way for Google to gather Gemini "web" and Gemini "mobile" under a same name.
And in case you are curious, Bard Advanced will be Gemini Advanced. pic.twitter.com/dPlCYjgjth
そのスクリーンショットの中で、Googleは改称の説明として、「すべての人にGoogle AIへの直接のアクセスを提供できるよう努めており、今週、当社がサポートするすべての国と言語で、すべてのGeminiユーザーがGoogleの最高のモデルファミリーにアクセスできるようになった」としている。
「この決意をより適切に反映するために、BardをGeminiに改称した」と、Googleは続けている。
Google added a new changelog for Bard, and — oh boy — it's a big one!
— Dylan Roussel (@evowizz) February 3, 2024
The availability in Canada is awesome! That said I don't really understand the limitations with the app. That's disappointing as someone who lives in Europe.
Oh by the way... https://t.co/xM2snHVYJ9 is real. pic.twitter.com/QKgKrRjmM4
Bardには、「Gemini Advanced」という新しいサブスクリプションプランも加わるという。「ChatGPT Plus」や「Copilot Pro」と同様に、サブスクリプションプランに加入することで最新のAI機能をいち早く利用できる。これには、同社の最も高機能なLLMである「Ultra 1.0」が含まれるという。
スクリーンショットによると、Gemini AdvancedはUltra 1.0によって、コーディングや論理的推論などの複雑なタスクをこなす高い能力を備えており、今後数カ月のうちにマルチモーダル機能の拡張など、さらに高度な機能が追加される予定だという。サブスクリプションサービスの料金は記載されていない。
新しいGeminiアプリも公開される予定だ。Geminiアプリは「Gmail」や「Googleマップ」などGoogleのアプリと連携し、さまざまなタスクを支援する。同アプリは、Android版が「Google Play」ストアで提供される予定だ。「iOS」ユーザーはGoogleアプリでGeminiを利用できるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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