「iPhone 15 Pro」シリーズで撮影された3D「空間ビデオ」を再生する、より手頃な方法ができた。米国時間2月2日のApple「Vision Pro」の発売を目前に、Metaは「Quest」でも空間ビデオを再生できるようになると発表した。このv62ソフトウェアアップデートは、「Quest 2」「Quest 3」「Quest Pro」に適用される見込みだ。アップデートは順次提供される。
v62アップデートでは、「PlayStation 5 DualSense」や「PlayStation 4 DualShock」ワイヤレスコントローラーに対応し、Questのブラウザーが「PlayStation」「Xbox」などの外部ゲームパッドに対応する。そのほか、「Facebook」へのライブストリーミングとハンドジェスチャーの簡易化も今回のアップデートに含まれる。
Appleの空間ビデオフォーマットは、1080p、30fpsで撮影された3D動画で、「iPhone」や他の場所で共有された場合は2D動画として再生できる。Vision Proは、「写真」アプリ経由でこの3D動画を再生し、フローティングウィンドウのようなフレームか、境界線があいまいな、より没入感のあるフレームで表示する。
Appleのヘッドセットは、Metaの仮想現実(VR)ヘッドセットよりもはるかにシャープなディスプレイを備えている。しかし、Vision Proは3499ドル(約51万円)で、2023年10月に発売されたQuest 3は499ドル(日本では7万4800円)だ。
Metaの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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