Appleは、米国時間2月2日の「Vision Pro」発売に向けて、すでに600以上のアプリがこの複合現実(MR)ヘッドセット向けに最適化されたことを発表した。生産性向上ツール、ストリーミングサービス、教育用アプリ、ゲームなど、幅広いアプリがそろっている。
これらのアプリは、「App Store」ですでに提供されている100万本以上のVision Pro対応アプリに加わることになる。
Vision Proは、ジェスチャーと音声で操作できる仮想現実(VR)にユーザーを没入させるものだ。Appleはこのデバイスを、空間コンピューティングの大きな成果として売り込んでいる。Vision Proは、ファイルやアプリを無限の感覚で並べて開くことを可能にし、直感的な環境で生産性を向上させる。Vision Pro用に最適化された生産性アプリには、「Box」「MindNode」「OmniPlan」「Zoom」「Microsoft 365」「Webex」「Microsoft Teams」「Slack」「Todoist」などがある。
Appleはこの発表で、スポーツやストリーミングのアプリについても強調した。装着者は、あたかも幅が約30mのディスプレイを見ているかのような体験ができ、それぞれの目に4Kテレビ以上のピクセルが表示されるという。
Vision Proには、「Max」「Disney+」「IMAX」「Apple TV」「Apple Music」「Paramount+」「Sling TV」「NBC」「CBS」「Peacock」など多くのストリーミングアプリが提供される。スポーツアプリには、「NBA」「MLB」「NBC Sports」「ESPN」「Red Bull TV」「FOX Sports」「PGA TOUR Vision」などがある。
このほか、「J.Crew Virtual Closet」や「Mytheresa: Luxury Experience」などのアプリは没入型ショッピング体験を提供し、「Lowe's Style Studio」や「Wayfair Decorify」はホームデザインに空間コンピューティングを活用する。
ゲームアプリには、「Apple Arcade」「Blackbox」「Void-X」などがある。「Healium」「Lungy: Spaces」「Odio」「Endel」など、マインドフルネスやリラクゼーション用のアプリも提供される。
Appleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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