Appleがスマートホーム戦略を見直すといううわさが、「tvOS 17.4」の開発者向けベータ版で見つかった「homeOS」への言及によって再浮上した。
homeOSという言葉を初めて目にしたのは2021年のことで、複数の求人情報の中で「iOS」「watchOS」「tvOS」と並んで言及されていた。このことがニュースで報じられるとすぐに、Appleは求人情報からhomeOSの記述を削除した。
homeOSの正確な目的は不明なままだが、Appleのスマートホーム体験を刷新する新たな取り組みを示しているというのが大方の見解だ。homeOSが、tvOSをベースとする「HomePod」のOSをリブランディングするものなのか、またAppleの「HomeKit」と連動するのかは分からない。
Appleがスマートホーム製品のラインアップを、既存のHomePodと「HomePod mini」以外にも拡大するかもしれないとの報道がある。2021年に始まり、2023年に再浮上したうわさによると、AppleはHomePodとタッチディスプレイを組み合わせた、全く新しいデバイスを開発している可能性があるという。
これらのうわさは根拠のないものではない。Appleがディスプレイを搭載したHomePodのプロジェクトの一環として「iPad mini」でtvOS 17をテストしている痕跡は2023年に発見され、9to5Macが報じた。
もしAppleがhomeOSを実装したこのようなデバイスに取り組んでいるとすれば、通常6月に開催される年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」での発表が期待される。その場合、「Siri」にも改良が加えられることを願うばかりだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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