イタンジは1月25日、賃貸住宅のウェブ更新・退去システム「更新退去くん」において、入居者が賃貸物件の各種申請をウェブ上で行える「ウェブ申請フォーム機能」を追加したと発表した。
更新退去くんは、イタンジが展開する不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」に含まれ、マイページ機能とチャット等によるコミュニケーションで、入居者とのやりとりを可能にするシステム。解約申請機能や、電子契約機能、帳票作成機能によって、更新・退去に関する手続きをオンライン上で完結させることが可能だ。
イタンジによると、一般的に、賃貸物件の入居者は、鍵の受領やペット飼育、施設利用などの各種申請において、紙の申請書を賃貸不動産管理会社(管理会社)へ提出する必要があり、入居者は、管理会社から送られてくる申請書へ手書きで記入し、郵送で提出する。記入不備があった場合は差し戻しと再提出が発生し、入居者、管理会社とも時間とコストがかかっているのが現状だという。
イタンジは今回、管理会社からの要望を受け、更新退去くんに各種申請をウェブ上で行える「ウェブ申請フォーム機能」を追加。管理会社は、申請書類ごとにカスタマイズした申請フォームを設定することができる。一度設定した申請フォームは、管理画面上に登録されるため、書類の準備にかかる時間や書類郵送コストの削減も可能となる。
入居者は、更新退去くんのマイページ上に設置された申請フォームに必要事項を入力するだけで、24時間いつでも各種申請を行うことができ、手書きで記入して管理会社へ郵送する手間や、入力不備による差し戻しのリスクがなくなる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境