Apple初の複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」が、米国で2月2日についに発売される。ヘッドセットの基本価格は以前に明らかになっていたが、上位の構成やその価格も現在は判明している。
Vision Proは、ストレージ容量が256GBの場合の基本価格が3499ドル(約52万円)だが、その他に512GBと1TBのバージョンがあり、価格はそれぞれ3699ドル(約55万円)と3899ドル(約58万円)だ。
過失や事故による損傷に対するAppleの補償プラン「AppleCare+」は499ドル(約7万4000円)。このような耐久性が未知の高額製品には必須と思われる。
Vision Proに埃や傷がつかないよう保護するのに役立つトラベルケースは、199ドル(約2万9500円)で別売りされている。
移動時にバッテリーパックをぶら下げて携帯したい場合は、クリップで衣服に取り付けられるBelkinのバッテリーホルダーを購入できる。価格は49.95ドル(約7400円)だ。
予備のバッテリーがあれば、交換することで2時間から2時間半という想定持続時間を超えてヘッドセットを使用できる。バッテリーの価格は1個199ドル(約2万9500円)。
最後に、処方レンズがある。Vision Proは眼鏡をかけたままでは使えず、視力矯正を要する場合はZEISS製のインサートレンズが必要だ。シンプルな度付きレンズ「ZEISS Optical Inserts — Readers」は99ドル(約1万5000円)、処方箋が必要な「ZEISS Optical Inserts — Prescription」は149ドル(約2万2000円)。
これらを合計すると、価格は最大で4994.95ドル(約74万円)となる。すべてのアクセサリーを購入しなければならないわけではないが、かなりの大金だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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