「YouTube」が人気になったとき、人々は一般的な検索エンジンの代わりに、レビューやチュートリアルなどを求めてYouTubeを利用し始めた。今は、筆者を含め、多くの米国人が「TikTok」を検索エンジンとして利用するようになっている。
Adobeのレポートによると、米国人の5人に2人以上がTikTokを検索エンジンとして使っており、Z世代の10人に1人は、GoogleよりもTikTokを活用しているという。
TikTokがサービスを開始した当初は、主に縦型動画のエンターテインメントアプリとして受け入れられ、人々はダンスや寸劇、流行っていることを投稿していた。しかし、時が経つにつれ、同アプリは、率直なレビューからお気に入りのレシピまであらゆるものが共有されるプラットフォームへと進化した。
今ではTikTokで検索すれば、探していた情報を個性的で簡潔な動画で手に入れることができる。
従来の検索エンジンの代わりにTikTokを利用する理由を尋ねたところ、44%が「短い動画形式の方が情報量が多く、消化しやすい」、34%が「TikTok動画のストーリー性が楽しい」、31%が「コンテンツが(検索エンジンよりも)パーソナライズされている」、29%が「情報が(検索エンジンよりも)さらに新しい」と回答した。
TikTokを検索エンジンとして利用した場合、36%のユーザーが新しいレシピ、35%が新しい音楽、34%がDIYのヒント、30%がファッションのアドバイス、29%がワークアウトの方法と美容のアドバイス、26%がおすすめ商品を探したことがあると回答している。
一方でTikTokは、消費者が情報を探すときに最も便利だと思うプラットフォームとして、Google、YouTube、「Bing」の後塵を拝している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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