東京地下鉄(東京メトロ)は1月16日、富士フイルムビジネスイノベーションと共創し、東京メトロ31駅で56台が稼働中の個室型ワークスペース「CocoDesk」について、新たに16台を増設すると発表。35駅72台体制になるという。
CocoDeskは、両社が共同で実施した実証実験を経て開発した個室型ワークスペース。営業時間は、7時00分〜22時00分。料金は、15分250円(税別)。WEB会議や書類作成に便利なWi-Fi・モニター・電源コンセント、広々としたデスクと座り心地の良い椅子、防音パネルを活用した静かな空間など、疲れにくく集中できる環境を追求した作りを特徴としている。
同社では、地下鉄利用者の「移動の合間に気軽に立ち寄ってリモートワークに集中できる場所」へのニーズの高まりに応え、2020年2月から東京メトロ駅への設置を開始。2023年12月現在で、31駅で56台が稼働しているという。
今回、2024年1月10日にオープンした有楽町線 東池袋駅を皮切りに、10駅に16台を増設する。
具体的には、池袋駅2台(2月中旬予定)、大手町駅2台(2中旬オープン予定)、押上〈スカイツリー前〉駅1台(2月中旬予定)、銀座一丁目駅1台(2月中旬予定)、錦糸町駅2台(2月中旬予定)、駒込駅1台(3月中旬予定)、新宿三丁目駅2台(2月中旬予定)、高田馬場駅2台(3月中旬予定)、日本橋駅2台(2月中旬予定)、東池袋駅1台(1月10日オープン)。
これにより、計35駅9路線で72台(一部の駅は複数台の設置)の設置となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」