ヤマト運輸は1月12日、4月1日から宅急便の届出運賃・料金を改定すると発表した。
例えば、関東から中国・四国向けの宅急便を現金決済する場合、180サイズが3870円(以降、価格は全て税込)から4090円、200サイズが4530円から5190円となる。宅急便の現金決済で1番値段が上がるのは北海道から沖縄向けの200サイズで、新運賃は1万730円。
2024年度は引き続き外部コストの上昇が見込まれるものの、現下の物価上昇に落ち着きが見られることなどを踏まえ、宅急便の運賃見直しは一部にとどめ、届出運賃などで宅急便を利用する個人への影響を最小限にするという。
また、通常の宅急便とはオペレーションが異なるクール宅急便の付加料金も改定するほか、ゴルフ宅急便の規格を変更。キャディバッグの宅急便サイズでの査定を廃止し、キャディバッグ規格へと変更する。今回の発表における全体の改定率は約2%としている。
一方で、取扱数量の約9割を占める、届出運賃などから個々の契約に準じた割引率を適用している法人はこれまでの改定状況を踏まえつつ、引き続き契約内容の適正化に向けて協議するという。
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