SpaceXは米国時間1月3日、米通信大手T-Mobileとの提携により、地上のスマートフォンに通信を提供する「Direct to Cell」サービスに対応した初の「Starlink」衛星を打ち上げたと発表した。
T-Mobileは2022年8月にSpaceXとの提携を発表した。この提携により、T-Mobileは自社の携帯電話ネットワークの圏外にいる顧客に対し、SpaceXの衛星を利用した通信を提供できるようになる。T-Mobileのプレスリリースによると、米国では地形の制約や土地利用の制限などの理由で、地上の基地局による通信が困難な土地も多い。
T-Mobileは地上でのテストを「近いうちに開始する」という。
プレスリリースによると、このサービスが始まれば、T-Mobileの顧客は「空を見渡せるほぼすべての場所で、そしてほとんどの場合、すでに持っているスマートフォンで」通信ができるようになる。サービス開始当初はテキストメッセージのみだが、数年後には音声通話とデータ通信にも拡大する予定だ。
サービスの開始時期や対象プラン、対象機種は明らかになっていない。
T-Mobileのプレスリリースこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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