Appleが6月の「Worldwide Developers Conference」(WWDC)で複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」を「2024年の初め」に発売すると発表した際、多くの人はそれがいつなのか知りたいと思っただろう。今回、BloombergのMark Gurman記者が具体的な時期を示している。
Gurman記者は、この件に詳しい人物らによると、AppleがVision Proの生産スピードを加速し、2024年2月に同ヘッドセットを発売する計画だと報じている。
米国時間12月20日にAppleからソフトウェア開発者向けに送られたメールには、Vision Pro向けアプリの準備を整え、最新のツールでテストを行い、フィードバックのため自身が開発したソフトウェアを同社に送るよう促している。
同氏は、Vision Proの販売プロセスについても言及している。各Appleストアから2名以上のスタッフが、クパチーノの本社で1月1週目から順次始まる2日間のトレーニングに参加する。このトレーニングでスタッフらは、ヘッドセットの知識、セールスポイントのほか、顧客にヘッドセットを装着する方法を学ぶという。Appleは購入者の頭をスキャンして適切なアクセサリーを決めるためのアプリを用意する予定だ。ただし、スタッフは、このアプリによる提案が適切かどうかをその場で判断できるようになる必要があるため、顔まわりのクッションやヘッドストラップ、ライトシール、矯正レンズなどについて詳しく理解しなければならない。
Vision Proの販売プロセスはAppleがこれまでストアで行ってきた中で最も高度なものになるかもしれない。これは3499ドル(約50万円)という価格を考えれば当然のことかもしれないが。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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