「Grammarly」はかなり前から、頼りになる英文ライティング補助ツールとして定着しており、スペル、構文、文法などの誤りをチェックする機能が活用されてきた。さらに生成人工知能(AI)の人気上昇と共に機能を拡大し、米国時間12月13日にはモバイル向けの新たなAI機能を発表した。
Grammarlyのモバイル向けAIリライト機能は、メッセージをハイライト表示し、あらかじめ用意されたプロンプトから1つを選ぶという簡単な操作で利用できる。あとはGrammarlyがユーザーのニーズに合わせてテキストを書き直してくれる。
これらのプロンプトには「説得力を持たせる」「一般公開向けに書き直す」「言い換える」「ぎこちなさを修正する」などがあるという。
Grammarlyによるとこの機能は、移動中にも働いていて、ライティング補助機能の恩恵を受けられるビジネスパーソンのニーズに対応するものだ。Grammarlyの調査によると、専門職の50%は仕事で毎日テキストメッセージを使っており、週に1回以上利用する人は80%に達するという。
今回の機能は「iOS」版アプリで提供が始まっており、「Android」版でも2024年初頭に提供予定だ。
Grammarlyは「Windows」や「Mac」向けアプリ、およびブラウザー拡張機能としても提供されている。
Grammarlyの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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