パナソニック オートモーティブシステムズは12月13日、後席48インチディスプレイシステムがトヨタ自動車の「Lexus LM」に採用されたと発表した。従来品の2枚分の画面サイズになる。
後席ディスプレイシステムは、リアシート乗員のためのエンターテインメントシステム。テレビやラジオを楽しめるほか、HDMI端子やWi-Fiに接続することで、PCやモバイル端末と接続ができる。
48インチディスプレイシステムは、アスペクト比32対9という横長ディスプレイ。センター1画面モード(FHD)、左右別ソースを表示できる左右2画面モード(FHD×2)、さらに32対9の横長1画面モードの画面切り替えができ、左右2画面モードでは、ワンタッチで左右画面を入れ替えられる。
従来の液晶パネル周囲固定方式から背面固定方式へ変更することで狭額縁化を実現。強度を維持しながら、従来品より額縁幅を42%削減しているという。
開発においては、プロジェクトをタスクごとに分解し、プロジェクト日程への影響度からタスクの優先順位を明確化するマネジメント手法「Critical Chain Project Management」(CCPM)を導入。プロジェクト全体の進捗は赤、黄、緑の状態で可視化し、今やるべきことに集中し、全体を最適化。2.5カ月のリードタイム短縮に成功したという。
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