Metaは米国時間12月6日、メッセージサービス「Messenger」のエンドツーエンド暗号化(E2EE)をデフォルトの機能として提供開始したと発表した。1対1のチャットや通話が対象で、グループチャットについてはまだテスト段階だという。
同社は2016年、E2EEをオプトイン方式で一部のユーザー向けに試験的に提供開始し、その後2023年末までにデフォルトで提供すべくテストを進めていた。
Messengerの責任者であるLoredana Crisan氏は発表の中で、以下のように述べた。「エンドツーエンド暗号化によるさらなるセキュリティのレイヤーは、友人や家族とのメッセージや通話の内容が、皆さんのデバイスを離れてから相手のデバイスに届く瞬間まで保護されることを意味する。つまり、皆さんがメッセージを当社に報告することを選択しない限り、Metaを含め、誰も送受信された内容を見ることはできない」
Metaはこのほか、Messengerに追加する複数の新機能も発表した。これには、送信後15分以内であればメッセージを編集できる機能、既読通知を他のユーザーに表示するかを選べる機能、ボイスメッセージを1.5倍速または2倍速で再生できる機能などが含まれる。
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