Counterpoint Technology Market Researchは、世界スマートウォッチ市場に関する調査結果を発表した。2023年第3四半期の出荷台数は、前年同期に比べ9%増えた。
出荷台数は2023年初めより減少続きだったものの、前期に前年同期比11%増と3四半期ぶりの増加へ転じた。これで2四半期連続の増加となり、市場の回復傾向が続いている。
増加の主な要因は、インド市場で好調だったFire-Bolttと、中国市場で出荷を大きく伸ばしたHuawei Technologies(ファーウェイ)だという。
インドではサードパーティー製アプリをインストールできないベーシックスマートウォッチが人気だった。インド以外では、Appleの「Watch OS」やGoogleの「Wear OS」といった高機能OSを搭載するモデルが市場を牽引。
出荷台数ベースのメーカー別シェア上位3社は、1位がApplen45%(前年同期45%)、2位がサムスン電子の18%(同24%)、3位が前年同期に圏外だったファーウェイの14%。前年同期に7%で3位だったAmazfitは、圏外に落ちた。
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