ソフトバンク傘下BOLDLY、自動運転車両「MiCa」が事故--実証実験中、負傷者はなし

　ソフトバンク傘下のBOLDLYは11月25日、自動運転車両「MiCa」の接触事故が発生したと発表した。

自動運転車両「MiCa」

　事故は、福岡県福岡市のJR箱崎駅東口のロータリー内で発生。前方の一般車両に伴って発進、右斜め前方に動き出したところ、後方から来たタクシーと車両の前方右側面が接触したという。

　被害状況は、自動運転車両と相手方タクシーの損傷のみで、負傷者はなし。現在は事故について関係省庁へ報告済みで、警察や保険会社と検証作業を実施している。

　なお、BOLDLYがFUKUOKA Smart EAST モビリティ推進コンソーシアムから委託、11月22日から12月3日までを予定する実証実験中だったという。11月26日以降、運行は一旦見合わせるとしている。

　自動運転車両のMiCaは10月、ナンバープレートを取得。今回の実証実験は、取得後初の公道走行だった。