パナソニック ホールディングスは11月17日、Apollo Global Managementのグループ会社とパナソニック オートモーティブシステムズの事業に関して、共同パートナーになることで合意し、基本合意書を結んだと発表した。
今回の合意に基づく取引が実現すれば、パナソニック ホールディングスが現在100%保有するパナソニック オートモーティブシステムズの株式の一部を、Apolloが投資助言を行うファンドが取得し、パナソニック オートモーティブシステムズはパナソニック ホールディングスの持分法適用会社となる予定だ。
パナソニック オートモーティブシステムズは、パナソニックグループのオートモーティブ事業を担う事業会社。今回のパートナーシップにより、成長事業の開発力強化などのための大規模で新たな資金調達の機会が得られるとしている。
Apolloはグローバルな大手ファンド。自動車業界における多くの投資実績を持ち、それらのノウハウや海外ネットワークの活用が期待できるとのことだ。
パナソニック オートモーティブシステムズは、将来の株式上場を視野に、車載コックピットシステム領域を中心として、より一層の成長と発展を目指す。パナソニック ホールディングスは、引き続き支援し、グループ各社とともに連携していくという。
プレスリリースCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」