「Googleフォト」を写真管理アプリとして活用している人は多数いるだろう。Googleは写真を保管する際のユーザー体験を向上させるため、複数の変更と追加機能を段階的に提供しているようだ。
おそらく最大の変更は、アプリ内でのドキュメントの扱い方だろう。これらの変更はTheSpaAndroidによって最初に発見された。
まず、アプリの「検索」セクション上に表示される「ドキュメント」カテゴリーのUIが刷新される。現在、「ドキュメント」カテゴリーでは、写真やドキュメントのスキャンを割り当てられるサブカテゴリーがグリッド状に表示される。サブカテゴリーは、スクリーンショット、ポスター、文書、手書き、サイン、領収書、テキストメッセージ、ノートブック、本の表紙、身分証明書、メニュー、レシピの12種類だ。
次に、刷新されるUIのサブカテゴリーは、スクリーンショット、本と雑誌、イベント情報、身分証明書、ノート、決済手段、領収書、レシピとメニュー、ソーシャルとなり、9種類に減るが、より具体的なものが追加される。
ドキュメントの各サブカテゴリーに、30日後にそのフォルダーに表示されるものを自動アーカイブするオプションが追加される。このオプションを有効にしても、写真が30日後に削除されるわけではない。写真一覧に表示されなくなるだけで、検索やアーカイブフォルダーから探して表示することは引き続き可能だ。
また、同じような写真をグループ化してライブラリーを整理しやすくするスタック機能が導入される。完璧な写真を撮るために同じ場面を何枚も撮影する人には、特に便利なオプションだろう。「Top pick」(最高の1枚)が自動で選択され、カバー写真として表示される。また、スタックから最高の写真を保持して、他の写真を削除する「Keep this, delete rest」(これを保管して、残りを削除)オプションもある。
これらの機能がすべてのユーザーに提供される時期は明らかにされていない。
さらに、Googleフォトに「Googleカレンダー」のリマインダー機能が統合された。写真に日時が含まれていることが検出されると、そのイベントに関するカレンダーのリマインダーを設定するためのボタンと、リマインダーのテキストを追加するためのフィールドが表示される。TheSpaAndroidによると、この機能は先頃公開されたGoogleフォトのバージョン 6.61で利用可能になっているようだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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