日本テレビら、VR/XRの体験型コンテンツで新会社「NeoRealX」を設立

 日本テレビ放送網株(日本テレビ)とアルファコードは11月14日、VR/XR領域への取り組み強化を目的とする合弁会社「株式会社NeoRealX」を設立したと発表した。

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 アルファコードが持つ革新的なVRテクノロジーと、日本テレビが得意とするコンテンツ制作のノウハウをあわせ、新会社のNeoRealXでは、スポーツ、音楽、旅行、教育などの幅広い分野でのVR/XRの体験型コンテンツを企画・制作する。

 たとえば、ユーザーがまるでステージ上でライブパフォーマンスを鑑賞しているかのような体験や、スタジアムの真ん中でスポーツの試合を観戦しているかのような体験、現実では経験することが難しい災害や事故のシミュレーションなど、リアルを超える体験の提供を目指す。

 各種最新機材を揃え、実写からフルCGまで、8K VRを駆使することで、スポーツ、音楽、演劇等のエンターテインメントから、観光、地方創生、防災、教育・トレーニングに至るまで、「体験」を軸にした企画・制作を手掛けていくという。

 また、Meta QuestシリーズやApple Vision Proなど、最新のヘッドマウントディスプレイの特性や性能を生かした体験を創造するために、R&Dにも取り組んでいく。

 加えて、6DoF(6つの自由度)を基盤とした空間体験技術、ボリュメトリックなどの技術、AI活用、バーチャルヒューマン開発といった、次世代の体験に必要な技術の研究開発を行う。

 さらに、異業種の企業や団体とのコラボレーションを通じて、未来のXR社会を共創する。同社が持つ企画力やコンテンツ力と、アルファコードが持つVR/XR関連技術をNeoRealXに結集し、リアルとバーチャルの境界を超えた新たな感動体験の創造を目指す。

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