KDDIは11月2日、海外コネクティッド事業の新会社を設立することを発表した。
同社の2024年3月期の第3四半期となる、10~12月に設立予定だ。
KDDIのIoT回線は9月、3700万回線を突破。傘下のSORACOMと合わせると、4300万回線を超えたという。
IoT回線の拡大を先導するコネクティッドカーの取り組みも強化。日系自動車メーカーに加えて海外メーカーにも拡大しており、グローバルで2200万回線を超えたという。
KDDI 代表取締役社長 CEOを務める高(漢字ははしごだか)橋誠氏は、2021~2030年の市場成長率(CAGR)が17.8%と予想されていることもあり、新会社の設立に至ったと説明する。
高橋氏は、「1番の目的は、(海外の)顧客の動向に合わせられる、できるだけ近いところに対応拠点を設けたいということ。加えて、海外メーカーとのやりとりは、全て英語で、データ管理といった観点も必要。日本よりもスピード感も求められる。米国を起点とする(ことが決定している)が、グローバルに対応し、必要に応じて拠点を拡大していきたい」と述べた。
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