苦境に陥っているソーシャルネットワークX(旧Twitter)の最高経営責任者(CEO)Linda Yaccarino氏は、売上高は増加しており、(債務返済費用を含めなければ)キャッシュフローは黒字だと主張するが、外部の観測筋によると業績は芳しくないという。Elon Musk氏による買収後、Xの広告収入は60%減少した。こうした状況に対処するための手段が、サービスの利用を有料にすることだ。
収入源を多様化すると同時に、ユーザー基盤に提供する機能を強化する試みとして、Xはオプトイン方式の新たな有料制サブスクリプション「Xプレミアム」の提供を拡大している。旧「Twitter Blue」に代わるこのサブスクリプションサービスに、Xを広告なしで利用できる「プレミアムプラス」プラン、および機能を限定した「ベーシック」プランが先ごろ追加された。Xはまた、年額1ドル(約150円)で投稿や返信を可能にする有料化を一部の国でテストしている。
Xプレミアムには現在、ベーシック、プレミアム、プレミアムプラスの3つのプランがある。ウェブ版の場合、ベーシックは月額3ドル(日本では368円)または年額32ドル(3916円)、プレミアムは月額8ドル(980円)または年額84ドル(1万280円)、プレミアムプラスは月額16ドル(1960円)または年額168ドル(2万560円)となっている。
Xプレミアムの全てのプランで、主に以下の機能が利用できる。
プレミアムおよびプレミアムプラスでは、さらに多くの機能が利用できる。これには、名前の横に表示される青いチェックマークや、ポストからの広告収入の獲得などが含まれる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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