総務省は10月23日、プラチナバンドの1つである700MHz帯の割り当て先について、楽天モバイルに決定したと発表した。
割り当てを受けて楽天モバイルは「700MHz帯のできるだけ早期の運用開始を目指す」としていて、屋内や地下で繋がりにくいとされる同社サービスの大幅な品質向上が期待される。
楽天モバイルに割り当てられたのは、端末が使用する帯域が715〜718MHz、基地局が使用する帯域が770〜773MHzのそれぞれ3MHz幅。なお、総務省は8月29日から同帯域の認定を受け付けていたが、申請は楽天モバイル1社のみだった。
700MHz帯は、障害物の裏や屋内に浸透しやすい「プラチナバンド」の1つだ。これまで、地上デジタル放送や特定のラジオマイクとの干渉の問題から使用されてこなかったが、4月18日に開催された総務省の情報通信審議会で「適切な対策を取ればモバイルサービスでの使用が可能」との結論が出されていた。
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