Twitch Japanは10月17日、モバイルアプリ上に短時間のコンテンツを投稿できる新機能「Twitchのストーリー」の提供を開始したと発表した。
Twitchのストーリーは、48時間で自動削除される短時間のコンテンツをモバイルアプリ上に投稿できる機能。写真やクリップ(動画)、テキストやチャンネルのカスタムスタンプなどのコンテンツを作成・投稿できるという。具体的には、カメラロールにある既存の画像または、新しく撮った画像をアップロードしたり、 自分のチャンネルのクリップや他のチャンネルの注目クリップを投稿したりできる。投稿には、色やグラデーション、テキスト、チャンネルのカスタムスタンプまたは、Twitchデザインの背景を追加することも可能。フォロー中のストリーマーによるストーリー投稿をプッシュ通知する機能もある。
サブスクライバー(サブスクの購入をした視聴者)に対しての限定公開機能も搭載する。これにより、ストリーマーは、定期配信が予定から30分遅れる場合にその旨を通知できるほか、新品の機材の写真をアップして情報を共有できるようになる。さらに、30人以上のサブスクライバーを持つストリーマーは、プレゼントの提供やサブスクライバー限定のストーリー作成など、さまざまなオプションの利用が可能。
現在、ストーリーの作成は、過去30日以内に配信を少なくとも1回行ったパートナーとアフィリエイトに限定されているが、今後、利用可能なストリーマーを増やしていく予定だという。なお、最新版のモバイルアプリがインストールすると、フォロー中のページ上部に、ストーリーの項目が表示されるようになる。
同社によると、同機能の安全性を確保するため、有害なコンテンツのアップロードを防ぐ自動スキャンを実装。視聴者は、コミュニティガイドラインに違反する有害なコンテンツを、アプリ内で直接報告することも可能だという。
今後は、数カ月以内に、さらなる機能の拡大を予定。コミュニティの雰囲気を知りたいと思っているユーザーに、チャンネルページからストーリーが確認できる機能や、他のTwitchユーザーからのメンションやアンケートの作成、ビデオのアップロード、クリップの編集機能などが予定されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス