「iPhone 15 Pro Max」、画面の焼き付きをユーザーらが報告

June Wan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2023年10月17日 09時01分

 「iPhone 15 Pro」シリーズをめぐる報道が続いている。またしても問題が発生したためだ。複数のユーザーがAppleのこの主力端末で過熱問題が生じていることを訴えていたのは、ほんの数週間前のことだ。今回、Appleに解決してほしい新たな問題として浮上したのは、「iPhone 15 Pro Max」のディスプレイの焼き付きである。

iPhone 15 Pro
提供:Jason Hiner/ZDNET

 正式リリースからわずか数週間で、複数のユーザーがRedditX(旧Twitter)、Appleのコミュニティーフォーラムで、購入したiPhone 15 Pro Maxの画面に残像が残ると報告している。

 残像とは、画面の焼き付きのことで、昔からあるディスプレイの問題だ。昔ながらのモニターのCRT画面では、表示を切り替えても残像が画面上に残っていた。iPhone 15 Pro Maxで生じているのは、キーボード、ホーム画面の壁紙、アプリアイコンなど、頻繁に使用する視覚的要素が、表示されるべきではない時も画面上にうっすらと残ったままになるという現象だ。

 このような現象は、iPhoneに限らずすべての有機ELディスプレイで広く生じるもので、固定の画像を長時間にわたって表示したままにすることが主な原因だ。デバイスの輝度を上げると焼き付きがさらに促されるため、状況はさらに悪化する。店頭に並ぶデモ機のディスプレイで、販促コンテンツが最大輝度でエンドレスにループ再生されている場合に、この現象をよく見かけるのはそのためだ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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