「Apple Watch Ultra 2」は、フィットネス愛好家のための機能が豊富だ。しかし、とりわけダイバーに特化した機能を利用できるアプリが2つある。それは、Apple独自の「水深」アプリと、「Apple Watch Ultra」をダイブコンピューターに変えるHuish Outdoorsの「Oceanic+」だ。
「Oceanic+ 2.0」では、初代Apple Watch UltraとApple Watch Ultra 2の両方で利用可能なフリーダイビング向けの新機能を追加し、ダイビング体験の全体的な向上を図っている。フリーダイビングとは、エアタンクを使わない特殊なタイプのダイビングのことで、ダイバーは水中で長時間息を止める必要がある。
Oceanic+アプリには無料版があるが、フリーダイビング機能や写真編集ツール、より総合的なダイブコンピューターツールを利用するには、月額9.99ドル(日本では1150円)のサブスクリプションに加入する必要がある。
新しいステルスモードでは、フリーダイビング中の画面が90%暗くなるため、海洋生物を驚かせることもない。アラームやアプリからの触覚フィードバックもすべて無効になる。フリーダイビングモードでは、予定深度や最長潜水時間といった指標のカスタムアラームを設定する新しいオプションもある。
水面に浮上すると、心拍数と心拍トレーニングゾーンが表示され、回復時間も計算してくれる。
フリーダイビング以外のダイビング向けには、必要とされる適切なウェイトの重さを計算するのに役立つ新しいウェイトプランナーなど、注目すべき改良が加えられている。また、他のApple Watch Ultraユーザーから報告されたリアルタイムの水温や海況を参考にして計画を立てやすくしてくれる。今後3日間の水温、潮汐、天気予報も表示される。こうした情報は通常、地元のダイビングショップで得られるものだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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