Googleは米国時間10月12日、人工知能(AI)を活用した新たな検索体験「Search Generative Experience(SGE)」に、テキストから画像を生成する機能を追加したと発表した。
同社は例として、「draw a picture of a capybara wearing a chef’s hat and cooking breakfast」(カピバラがシェフの帽子をかぶって朝食を作っている絵を描いて)と検索バーに入力すると、複数の画像が生成される様子を紹介している。その1つをタップして説明文を編集し、画像に変化を加えることもできる。
また、「Google画像検索」から画像を生成することも可能だ。この機能は「ミニマリスト的なハロウィーンのテーブルセッティング」など、何らかのヒントが欲しい場合に適しているという。
有害または誤解を招くコンテンツなど、同社のポリシーに反する画像は生成できない。またSGEで生成された画像には、AI生成画像であることを示すメタデータと透かしが付加される。
この機能は米国で英語版のみで利用でき、SGEにオプトインしている18歳以上のユーザーが対象となる。
また、文章の作成を支援する機能も追加される。例えば、「Write a note to a contractor asking for a quote to turn my garage into a home office」(ガレージをホームオフィスに改造するための見積もりを業者に依頼する文章を作成して)と入力して、下書きを生成させることができるという。
この機能は米国で英語版のSGEを利用する人を対象に、同日より段階的に提供される。
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