ソニーグループは10月12日、アフリカにおけるエンターテインメント事業を育成する取り組みとして、コーポレートベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund: Africa(本ファンド)」を、9月に創設したと発表した。
ソニーグループは、2016年に同社として初のコーポレートベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund」を創設し、技術の提供から共同開発、事業提携まで、コラボレーションの機会提供を通じて投資先の成長を支援してきた。
今回、今後の成長が期待されるアフリカでのエンターテインメント事業に着目し、ゲームや音楽、映画、コンテンツ配信などの産業拡大も見据え、コーポレートベンチャーキャピタル第5弾となる本ファンドを創設。主にシードからアーリーステージのスタートアップ企業を対象に、ファンド規模USドル10ミリオンで開始する。
本ファンドにおいても、これまでのコーポレートベンチャーキャピタルと同様、付加価値のある投資をし、将来的には、活動状況に応じてさらなる規模拡大も検討するとしている。
なお、今回の投資先スタートアップ企業の探索や投資実行において、新興国での投融資活動を積極的に行っている国際金融公社(IFC)と協業契約を締結。個社での投資事業に加え、双方の強みを活かした投資活動も展開していくことで、アフリカのエンターテインメント業界の成長を支援していく考えだ。
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