サムスン電子ジャパンは10月12日、スマートタグ「Galaxy SmartTag2」、Androidタブレット「Galaxy Tab S9 FE」、「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」、Bluetoothイヤホン「Galaxy Buds FE」の4製品を国内で発売すると発表した。
それぞれ、Galaxyブランドの世界最大級のショーケース「Galaxy Harajuku」などで10月12日から予約を受け付け、10月19日から販売する。
SmartTag2は、リング型デザインを採用、IP67等級の防水・防じんに対応したスマートタグ。サイズは約28.8mm×52.44mm×8mmで、重量は約13.75g。プラスチックと金属ループで構成し、「ブラック」「ホワイト」の2色を展開する。鍵や財布、スーツケースなどに取り付け、SmartTag本体やGalaxyスマートフォン・タブレットの「SmartThings」アプリから音を鳴らすなどで捜索ができる。
NFC技術(近距離無線通信)を搭載し、紛失物の探しやすさが向上。紛失モードを有効化している場合、持ち主が事前にSmartTagに入力・記憶した連絡先やメッセージなどを、発見者のスマホのOSを問わずに表示できるという。
また、Galaxy S23 Ultraをはじめとした「Ultra Wide Band」(超広帯域無線)を搭載する全てのGalaxyスマホでは、SmartThingsアプリから確認できる「コンパスビュー機能」の利便性が向上。方向と距離を矢印で表示できる。
スマホを変更した場合は、SmartTagを新たに同期する必要なく、自動的にSamsungアカウントに同期。最大700日間のバッテリー持続を実現した「省電力モード」を搭載し、「通常」使用時でもバッテリー寿命は500日と、大幅に改良したとしている。
直販価格(以降、価格は全て税込)は3979円。Galaxy Harajukuのほか、Samsungオンラインショップ、全国の家電量販店、Amazonなどの主要ECサイト、KDDI、沖縄セルラー電話で取り扱うという。
Galaxy Tab S9 FEは、本体サイズが高さ約165.8mm×幅254.3mm×奥行き6.5mm、重量が約523gのAndroidタブレット。最大90Hzの自動リフレッシュレートに対応した約10.9型ディスプレイを搭載し、自動で画面のコントラストを最適化する「Vision Booster」により、屋外環境でも視認性を確保できる。同梱のSペン、本体ともにIP68等級の防水・防じん性能を備え、キッチンやアウトドア先での利用に適しているという。
OSは「Android 13」、CPUは「Exynos 1380」で、6GBのメモリーと128GBのストレージを内蔵する。microSDカードスロットを備え、保存領域を最大1TB拡張可能。バッテリーは8000mAhで、1回の充電でビデオを最大18時間再生できるとしている。
カメラは、リアが約800万画素、フロントが約1200万画素(超広角)。無線規格はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応し、「グレー」「ミント」「ラベンダー」の3色をラインアップする。直販価格は6万8799円。Galaxy Harajukuのほか、Samsungオンラインショップ、全国の家電量販店、Amazonなどの主要ECサイトで取り扱うという。
Tab S9 FE+ 5Gは、本体サイズが高さ約185mm×幅285mm×奥行き6.5mm、重量が約628gで、Galaxy史上初めて5Gに対応したタブレット。
Tab S9 FEと同一のスペックも多いが、ディスプレイサイズは約12.4インチとなり、メモリーは8GB、内蔵リアカメラは約800万画素+約800万画素(超広角)、バッテリー容量は1万90mAhなどが異なる。カラーはグレーのみを展開する。また、Galaxy Harajukuのほか、全国の「au」ブランド取扱店、「au Online Shop」などで取り扱うとしている。
Galaxy Buds FEは、エントリーモデルのBluetoothイヤホン。フラッグシップ端末を将来体験したい人向けとして展開するという。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能と、周囲の音を取り込む外部音取り込み機能を搭載。好みの音をより多く楽しみ、そうでない音はできるだけ少なく聴くことが可能。また、AIを搭載したディープ・ニュートラル・ネットワーク(DNN)と最先端の3つのマイクシステムによる自動パーソナライズド・ビームフォーミング機能により、使用者の声を周囲の環境音と分離し、相手とのクリアな通話を実現するとしている。
バッテリーは、イヤホン本体が約5.6g、充電ケースが約40g。ANC未使用時は最大8.5時間(ANC使用時は最大6時間)、充電ケースの使用を含めると最大30時間(ANC使用時は最大21時間)、音楽を再生できるという。
人間工学に基づいたデザインを採用するほか、3サイズのイヤーチップと、2サイズのウイングチップを同梱。サイズは、イヤホンが約19.2mm×17.1mm×22.2mm、重量が約5.6g。充電ケースは約50mm×50mm×27.7mmで、約40g。カラーバリエーションは、「グラファイト」「ホワイト」の2色を用意する。
直販価格は1万2925円。Galaxy Harajukuのほか、Samsungオンラインショップ、全国の家電量販店、Amazonなどの主要ECサイトで取り扱うという。
今回発表した4製品は、いずれも韓国で発表済み(SmartTag2は10月5日、Tab S9 FE、Tab S9 FE+ 5G、Galaxy Buds FEは10月4日)の製品となる。
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