Hyundai Motor North Americaとグループ企業のKia America、Genesis Motor North Americaは米国時間10月5日、ほかの自動車メーカーと歩調を合わせ、Teslaが普及させてオープンソース化した電気自動車(EV)の充電規格「North American Charging Standard」(NACS)を採用すると発表した。2024年第4四半期から米国で発売するEVにNACSポートを搭載するという。Hyundai Motor North Americaによると、これによって、同社が販売する自動車のオーナーは、北米全土にある1万2000カ所以上の「Tesla Supercharger」も使えるようになり、利用できるDC急速充電ネットワークの規模が2倍になるという。
Teslaの特許と技術をオープンソース化し、EVの普及を加速、強化するという最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏による2014年の約束から始まった動きは、NACSとしてリブランドされたEV充電の接続およびプロトコルを、採用に前向きなあらゆる自動車メーカーに開放するという2022年後半の発表で頂点に達した。その後2023年に入り、FordがNACS接続を採用すると発表したのに続いて、ほかの多くの自動車メーカーが採用を発表した。今回、そこに現代自動車グループも名を連ねることになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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