LinkedInはいち早く生成AIを導入し、ユーザーをAIで支援する機能を展開してきた。さらに今回、AI活用の範囲を広げ、自社プラットフォームに求人やコーチングのための新たなツールを追加すると発表した。
第1のツール「Recruiter 2024」は、生成AIとLinkedInのインサイトを活用し、採用担当者が必要な人材を素早く見つけられるようにするものだ。
Recruiter 2024を利用する場合、採用担当者は雇いたい専門職の条件を自然言語で入力するだけでよい。その情報を使って、LinkedInはプロジェクトを作成し、条件に合う候補者のリストを絞り込んで支援できるようになる。
プレスリリースによると、LinkedInはまた、検索を最適化する方法を提案できるようになる。具体的には、当該地域の人材を考慮して、対象となる場所を拡大したり、役職を複合的なものにすべきかを提案したりするという。
この体験は、5月にリリースされた生成AIを利用するスカウトメール作成機能(採用担当者がAIを使って候補者向けの「InMail」メッセージを作成できる機能)と合わせて、採用担当者の業務の効率化に役立ちそうだ。
LinkedInはまた、AIを活用した新たなコーチング支援ツールも発表した。このツールでは、リーダーがAIチャットボットを用いて、よりパーソナライズされた方法で受講者へのコーチングを実施できる。AIチャットボットは、受講者に合ったアドバイスとコンテンツをリアルタイムで提供できるという。
最後に、LinkedInはマーケティング担当者向けのツール「Accelerate for Campaign Manager」も発表した。このツールにより、パーソナライズされたエンドツーエンドのキャンペーンの提案をわずか5分で得られるとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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