簡単そうに見えて、自分でやってみると難しいことは少なくない。ゴルフボールを上手に打つこともその1つ。止まっているボールを打つのだから失敗なんてしなさそうなのに、空振りすることがある。
クラブをボールに当てられたとしても、思い通り飛ばせるとは限らない。狙ったのとは違う方向へ飛んだり、勝手に曲がったりして、ボールが行方不明になってしまう。ロストボールは、ペナルティ(罰打)が加えられるうえ、安くはないボールまで失うので、できるだけ避けたい。
そんなロストボールをゼロにできるゴルフボール「Airtag Golf Ball」が考案された。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Airtag Golf Ballは、Appleの忘れ物防止タグ「AirTag」を内部に入れておけるゴルフボール。ボールが林や深いラフに落ちてしまっても、連携させたiPhoneですぐに見つけられる。まだ打ち方に慣れていない初心者でも、これなら安心だろう。
心配なのは、Airtag Golf Ballの耐久性だ。現在Airtag Golf Ballの試作品は3Dプリンターで作っており、軽い力を加える程度の試験しかしていないという。本物のボールを打つようにゴルフクラブで叩いたら、すぐ壊れてしまうだろう。開発者は、量産開始前に設計や材料を見直し、18ホール分の打撃には耐える程度の強度を確保したい、としている。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月10日まで。目標金額の3万5000カナダドル(約388万円)に対し、記事執筆時点(日本時間9月29日11時30分)でまだ約56.29カナダドル(約6235円)しか集まっていない。キャンペーン期間はあと42日ある。
Airtag Golf Ballの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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