Appleは米国時間9月28日、「iPhone」向けOS「iOS 17.1」のパブリックベータ第1弾をリリースした。iPhoneのベータテスターと開発者に複数の新機能やバグ修正を提供するものだ。
ベータ版はメインで使っているデバイス以外にダウンロードすることを推奨する。ベータ版ゆえに機能にはバグが多く、バッテリー消費も早い可能性があるため、試すならサブデバイスだけにしておこう。
今回のベータ版では、Apple Musicに新しいボタンが追加され、楽曲を素早く「お気に入り」に登録できるようになった。曲の再生中にiPhone上のウィジェットを見ると、曲名の近くに星の輪郭が表示されている。この星をタップすると、その曲が「お気に入り」に追加される。
お気に入りに登録したすべてのプレイリスト、アルバム、曲を新しい方法で見つけることもできるようになった。Apple Musicで対応するカテゴリーに移動し、画面右上のボタンをタップして、「Favorited」(お気に入り)をタップしよう。
iOS 17.1ベータ版では、曲のおすすめも表示される。
「iOS 17」では、AirDropがアップグレードされて新機能「NameDrop」が追加された。NameDropを使うと、2台のデバイス同士でタップして連絡先情報を交換できる。デジタルの名刺交換のようなものだ。今回のベータ版では、2台のiPhoneがWi-Fiで通信できる範囲内にない場合でも、モバイルデータ通信を使ってAirDrop経由で情報を送受信できるようになった。
iOS 17.1ベータ版では、懐中電灯をオンにすると、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の画面上部のダイナミックアイランドに小さな懐中電灯のマークが表示される。この機能は、先ごろ発表された「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」にはすでに搭載されていた。
AppleはiOS 17のリリース時に多くの新しい着信音を追加した。しかし、今回のベータ版ではこれらの着信音が削除され、以前の着信音に戻っている。
これらは最初のiOS 17.1ベータ版に搭載された主な新機能の一部だ。これらが次のiOSアップデートに搭載される新機能のすべてというわけではなく、また正式リリースの際にこれらが必ずしも搭載されるとは限らない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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